PMSやPMDDは日本ではまだまだ浸透していない概念です。
この本は1、2章ではPMSについて割と深く分かりやすく書いてあります。
3章では大きく、恋愛編、結婚編、仕事編に分けて、著者のレディースクリニック院長の池下さんと、恋愛結婚カウンセラー石井さんが対談形式で女性、男性の観点からの傾向と対策が書いてあります。
第4章ではPMSを軽くする方法がちょびっと書かれています。
PMS自体は治らなくても、ある程度の軽減の仕方、漢方薬や、自己コントロール、など参考になりました。
まだまだ掘りが浅いと感じましたが、声を大にして言いたい。
もっともっとPMSやPMDDについて女性はもちろん、男性も理解し、浸透していってほしい。
女性は普段は穏やかな人でもPMSの時は警察沙汰になるほど豹変すること。
ひどい場合は犯罪を犯したことすら覚えていないこと。
死にたいと思うほどつらいこと。
もっともっとPMSやPMDDが世の中に広まれば、もっと女性は輝いていられる気がします。
女性と男性は全く違う生き物と考えた方がいいかもしれません。
その為にも、入り口として、パートナーと一緒にこの本を読むことをお勧めします。
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